深海のこえ

コミュ障・元ひきこもりOLの日常とかぼやき

ここ最近の、バスの思い出

ある日、私はバスの扉に挟まれた。

停車したバスに乗り込もうとしたら、誰もいないと思われたのだろうか、開いたと思ったドアは即座に閉まり、私の体はバスの扉におもいっきり挟まれていた。

異物が挟まっていることを感知したドアは一旦開き、私が乗ると閉まった。そして何事もなかったかのようにバスは発車した。

 

またある時、私は激しくこけた。

バスに乗り込もうとステップを駆け上がったらスベってしまい、両手に荷物を持っていた私はうまく手がつけず、車内に倒れこむようにして転んだ。

誰も声をかけてくれたり、手を差し伸べてくれる人はいなかった。私は擦りむいた手とヒザから血を流しながら、でも何事もなかったかのように座席に座った。

 

また別の日、私はバスを待っていた。

私の他にも、男性が一人待っていた。

ほどなくしてバスが到着し、男性に続いて私も乗り込もうとした。

そしたら、私の目の前でドアがぴしゃりと閉まった。

そのまま、誰かが運転手に声をかけることもなく、バスは発車していった。

車窓から私を見下ろしている乗客の顔が能面に見えた。

 

私は、私の置かれている世界の縮図を見た気がした。

 

 

 ※ドジっ子アピールではない。