深海のこえ

コミュ障・元ひきこもりOLの日常とかぼやき

仕事やめたい、けど

「もう帰ってくるなよ」

って、何度言い聞かせても、帰巣本能の強い私の履歴書は、送っても送っても舞い戻ってくる。

何度祈りを捧げられたところで、私は神になれるわけじゃなくて、せいぜい唇をかみ締めることくらいしかできないのに。。。

 

履歴書を送っても送っても、書類で落とされまくっていた時、私は働いている人がうらやましくてしょうがなかった。社会に、「お前の席ねーから!」と嘲笑われているようで、自分の人生を全て否定されているようで、ツラかった。

そして、「仕事いやーやめたいー」とかぬかしてる輩が、なんとなく憎く思えた。

そんなにやめたいんなら、今すぐやめろと。今すぐ枠を空けろと。そこをどきやがれ、と。

荒んだ心の中で、私はそう呟いた。

 

数ヶ月後、職業訓練校に通うようになった私は、少しずつ人間社会へと溶け込んでいって、

そして、やっとの思いで職を得た。

 

でも私は今まさに、「仕事いやーやめたいー」

とかぬかしている。

仕事があることのありがたみなんか、すっかり忘れてしまって。 

  

「そんなに嫌ならやめれば?」

過去の自分が、鼻で笑う。私は聞こえないふりをして、明日も仕事に行く。

 やめたいけどやめれない現実。