深海のこえ

社会の底辺で哀をさけぶ

変なの

現在、夜中の二時である。
冷蔵庫から発掘したポッキーの袋を開けて、一本、二本、と数える暇もないくらいのスピードで飲み込んでゆく。時おり、アイスコーヒーを潤滑剤として流し込む。
夜中のポッキーは禁断の味がして美味。
足りない!足りない!何かが足りない!と、いつも駄々をこねている脳みそが黙った。ほんのひとときだけど、満たされるってこういうこと?
一瞬の快楽のためだけに好きでもない男に身体を許してしまった罪悪感のような気持ちがそのうち沸き上がってくるのかもしれないけど。

……仕事を辞めた。他人の顔色ばかりを伺って病んでしまう自分が心底嫌になる。働くって、嫌いな自分と向き合い続けることなのかもしれない、苦しい。業務を一生懸命こなして、周囲に気を遣って、だけどいつもうまくいかない。そんなら全部ぶちまけて暴れて喧嘩できたらいいのに。うん、できない……。
いつか変われる、強くなれる、強くなりたい、強くならなきゃ。思うことはいっちょまえに、少年漫画の主人公みたいなのに。主人公、どころか脇役、どころかモブ、どころか……この世界には存在してはいけないバグなのでは?私?という考えが頭から抜けない。

ほんとにそうなのだとしても、もう存在してしまっているのだから生きなければ。どうやって?かは考え中。死ぬまで、どうやって生きようか考えている気がする。変なの。もっとみんな、自然に生活しているよね。がんばらないと生きられないなんて、変なの。